イタリア-ミラノ在住のフリーライター "佐武 辰之佑"のブログ
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プロフィール

佐武 辰之佑(さたけ たつのすけ)

Author:佐武 辰之佑(さたけ たつのすけ)
1976年生まれ。富山県高岡市出身。小説家、フリーライター、フォトグラファー。
大学卒業後、各国を放浪しながら執筆活動を続ける。オーストラリアをバイクで4万キロの旅をし、その後アジア、ヨーロッパを回る。2007年よりミラノ在住。イタリア・ミラノのガイド・観光情報サイト「アーモミラノ」責任者。取材、コーディネート、通訳兼アテンドなども承っています。

公式HP
アーモミラノ(ミラノ情報サイト)
本ブログ、サイトともフリーリンクです。



E-mail:tatsunon314159@yahoo.co.jp
twitter:@tatsupao



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北イタリアの街「トレント」

  まだまだ残暑が厳しい折、今年の北イタリアは随分と暑い時期が長いようです。先日足を延ばしてイタリアのトレントという街を訪れ、一足早い秋の芸術を堪能してきました。
 トレントといえば、イタリアとドイツの文化圏に挟まれた独特のゴシック建築が有名のようですが、今回訪れたのは近代的なものばかり。上記の写真はトレント・ロヴェレート近現代美術館の入り口。ベローナから北上し、渓谷を抜けてかなり田舎に行ったトレントの郊外、ロヴェレートという街にあります。建築家マリオ・ボッタ氏の設計による近代的な美術館は期待していなかったお宝がぎっしりと詰まっていました。
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イタリア中部での地震
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 方々より安否の連絡をいただきましたが、イタリアの中部で地震が発生し、街が崩壊し、死者も随分出ているとの痛ましいニュースが流れています。
 イタリアは火山国なので地震が起こることはあるのですが、日本のようにあまり耐震対策というのをしているという話は聞かないので、大きい地震に襲われるともろいようです。
 被害が広がらないようお祈りしております。

ヨーロッパ最大のショッピングセンター「il Centro」
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 世間は8月に突入し、天気予報を見ていると北イタリアはすでに暑さのピークは過ぎてしまったような感じ、このところ涼しくなってきました。
 ミラノ郊外の北部アレーゼという街にヨーロッパ最大のショッピングセンターができたので行ってみました。アレーゼというとアルファロメオの本社があることでも知られていますが、このショッピングセンター「il Centro」はアルファロメオ博物館のすぐ近くに位置します。
 200を超える専門店、フードコート、電気量販店、スーパーなどが一堂に並び、今のところは連日多くの人が訪れているようです。
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ミラノ夏休み

 アジアンマーケットで「冷やし中華のたれ」を発見したので、このところ冷やし中華をよく食べています。やっぱり暑い夏はさっぱりした麺類がいいですね。数年ぶりに夏に冷やし中華が食べれて、なんだか余計に日本の夏を思い返す日々が続いています。ミラノは今週は雨がちのようで、気温は下がってきましたがこれからいよいよ本格的な夏のバカンスの時期に突入していきます。
 数年前の夏に南イタリアを訪れたことがあり、あまりの人の多さにもう夏に海にゆくにはやめよう、、、と思ってここ数年。夏は大人しくミラノにて過ごすことにしています。今年は若干ですがテロの影響もあり、イタリア人も国外には出ずにイタリア国内バカンスをする人が多いとも聞きました。海にいけばおそらくはどこも人でいっぱいなんでしょうね。ミラノはこれからどんどんと人が減ってゆくので、過ごしやすい時期になりそうです。
皆様、楽しい夏休みをお過ごしください。

ミラノの夏はフランチャコルタ
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 連日気が滅入るニュースが流れていますが、北イタリアでもしっかりと夏が訪れています。さすがにハイシーズンとあってか、ミラノ大聖堂前は炎天下の元入場を待つ長蛇の列ができていました。

 ここ数年夏になるとミラノではフランチャコルタという発砲系の白ワインが人気で、大袈裟にいえばこの暑い時期は猫も杓子もフランチャコルタという雰囲気です。イタリアでは発砲系の白ワインは一般的にスプマンテと呼ばれたりしますが、フランチャコルタはシャンパーニュ地方で作られる発砲系の白ワインをシャンパンと呼ぶように、フランチャコルタという地域で作られた発砲系の白ワインのことを意味し地方の名前がそのままワインの名前になっています。
 イタリアではヴェネト地域で作られるプロセッコ、エミリアロマーニャ地域のランブルスコなど、地域ごとで作られるワインに独特の名称をもったものがありますが、フランチャコルタもその一種です。
 それではなぜミラノではフランチャコルタが最近人気なのかと言えば、去年のエキスポの際に独自のブースを構えたり、街に大きな看板が掲げられたりと広告にも力を入れていることもあると思いますが、基本的にはミラノから距離が近いということが挙げられると思います。
 フランチャコルタという地域はミラノから東に向かって車で1時間ほど、イセオ湖という湖の南部に位置します。4,50年前にはワイナリーも20件ほどしかなかったとのことですが、知名度、そしてワインを作る上質な地形から近年どんどんと数が増し、最近では100件ほどのワイナリーが存在する新しいワイナリー地域になっています。おそらくはイタリアワインを知る人はフランチャコルタという名前も聞いたことがあるかと思いますが、年間100万本を超える3大フランチャコルタワイナリーとしては、
 ベラビスタ http://www.bellavistawine.it/
 カデルボスコ http://www.cadelbosco.com/it/ca-del-bosco/ispirazione/
 カヴァッレッリ http://www.cavalleri.it/IT
 などが有名です。フランチャコルタの特徴としてはまずコストパフォーマンスが高いということが挙げられます。スーパーやエノテカ(ワインを売るお店、バーなど)でもフランチャコルタは10ユーロを切るものはほとんどなく、スプマンテなどよりも一般的には泡立ちがきめ細かく、香りたかく、それでいて料理とも相性が良いというイメージがあります。それでも高級ラインのベラビスタのものでもお店で買えば40ユーロはしないので、まあ、今夜はせっかくだからフランチャコルタにして、甘美な夏の一夜でも過ごそうか、というときに絶好のアイテム、という感じでしょうか。

 先日は中堅のワイナリーVilla Franciacortaというところを訪れました。
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 こちらは年間30万本のワインを製造するとのことでフランチャコルタでも中堅のワイナリーです。
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 美しい泡立ちの年代ごとのフランチャコルタがテイスティングできたのが印象的でした。

 他にもSan Cristoforoというワイナリーを訪問。
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 こちらのワイナリーはそれほど規模が大きくないのですが、日本にも出荷しているとのことで日本食などにも相性がよさそうな印象を受けました。
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 チェレステさんというオーナーの娘さんが丁寧にワインの説明をしてくれ、家庭的なワイナリーならではのアットホームなおもてなしをしていただきました。
 
 個人的にはフランスと言えばシャンパン、スペインと言えばカバ、イタリアと言えばフランチャコルタという夏の発砲系の白ワインを代表する風物詩になるよう願っています。
 とりあえずまだまだ暑い日が続きますが、皆様良い夏をお過ごしください!